2023年1月20日 写真を追い求めていく先
こんにちは、今日の議題
【写真を追い求めていく】
写真の質をいかに高い状態でお客様に提供していくのか
- F値はどれくらい絞る
- ISOの必要性
- シャッタースピード
- ストロボを使用する意味
上記に関してつらつらと書いていければと思います。
F値はどれくらい絞る
単焦点のレンズ(焦点距離を変えられないレンズのこと)やズームレンズなど各カメラ、レンズメーカーが出しているレンズ
F値って被写体にピントを当てた時にピント以外の部分のボケを決定していく要素なのですが
一眼・ミラーレス・コンデジを触っているとついついボケを大きくして(開放して)撮影しがちになります
もちろん綺麗に撮影するために必要不可欠ですが
【どこまで背景が見える写真にするか】
それを考えながら撮影すると全体のバランスや構図を考える意識が生まれてきます。
動いている被写体はF値が開放していると、その分、ピントが合う位置がシビアになるので極力絞ることをお勧めします。
レンズを絞ると光が取り込まれる量が減ることになるのでシャッタースピードを遅くするかISOを上げるか選択していく必要が出てきます。
ISOの必要性
ISOは低ければ低いほど、荒れの少ない画像になります。
極力低くしておく方がいいのですが、時として上げていく必要があります。
- F値を開放上限までやっても明るさが足りない
- シャッタースピードを手ブレしないギリギリまで抑えても明るさが足りない
主に上記2点が限界まで来た時にISOを上げるのが方法の一つです。
他にも背景の明るさを上げたい時にISOを上げる必要が出てきます。(ストロボ使用時)
シャッタースピード
シャッタースピードの基本は1/レンズの焦点距離があれば手ブレしにくいです
被写体ブレを抑えるためには1/125以上早ければゆっくり歩いたり止まっている被写体を撮影しやすいです
動物や走っている写真を残すためにはもっと早いシャッタースピードにする必要が出てきます。
カメラの設定である、絞り優先モードではシャッタースピードの値に注意して撮影しましょう。
ストロボを使用する意味
ストロボを使用する時には、光と影の明暗差が大きい時にあると重宝します。
日陰に被写体を置いて撮影した時、背景が明るい場合は被写体が暗く写る可能性が高くなります。
露出補正などで解決出来ることではありますが、背景を白飛びさせずに撮影したい瞬間がきっと来ます。
その時にストロボがあれば、暗く写りそうな被写体に光を当て本来撮影したい主役を引き立てて撮影することが出来る様になります。
まとめ
全ての要素が合わさった時に、光の三角形・四角形が綺麗に整うように意識をして設定を行うことで
理想としている写真に近づけていくことができます。
時間があり失敗しても問題がない撮影ならとことん練習するのがいいですが
絶対に失敗出来ないクライアントのいる撮影では、その設定をいかに早く正確に合わせられるかが勝負になってきます。
安定感のある設定に、それぞれの視点で素晴らしい写真を残していく。
みなさんのカメラライフの知識の一つとして役に立ってくれたら嬉しいです。